マイクロ波加熱法の測定結果の一例(海水、水道水)
重水起因のトリチウムを加えたイオン交換水と海水のトリチウム濃度をマイクロ波加熱法、減圧蒸留法、常圧蒸留法を用いて蒸留後に測定した。
同位体効果を確認できるように、蒸留進行度は約50%で統一した。
- マイクロ波加熱法の同位体効果は他の方法より小さい。
- おそらく、処理温度が高いため!
- 海水では、全ての蒸留法で蒸発分の塩分濃度は0.00%であった。
- 減圧蒸留や常圧蒸留法は1日以上の時間が必要。機器の洗浄が面倒。
- マイクロ波加熱法は1時間もあればデータを出すことができる。
※塩濃度が高すぎて測定しきれていない