核融合レベルトリチウム取扱実習@QST六ヶ所村

2025年11月10日(月)から11月21日(金)にかけて、青森県上北郡六ヶ所村にある六ヶ所フュージョンエネルギー研究所において、鳥養祐二教授、小畑結衣助教、学生5名が参加し、核融合発電の安全性に関する研究を目的とした実習を行いました。
本実習では、未来のエネルギー源として期待されている核融合発電の実用化に向け、トリチウムの取扱いや管理方法、放射線安全に関する基礎知識および実践的な技術の習得を目的として、実験・測定・データ解析などの研究活動に取り組みました。
2週間にわたるハードなスケジュールではありましたが、学生が主体となって実験計画の立案から実施、結果の整理・解析までを担当し、研究所の技術者の方々の指導のもと、実践的な研究活動を経験しました。各自が責任を持って役割を果たし、協力しながら課題に取り組むことができました。本実習は、今後の研究活動や進路に活かされる大変貴重な経験となりました。

顕微鏡でタングステンの表面観察をして議論している